
蒔絵螺鈿(らでん)棗 鴛鴦(おしどり)図
漆黒に浮かび上がるような、鮮やかな「鴛鴦(おしどり)」図が施された蒔絵螺鈿(らでん)棗をお譲りいただきました。
丁寧に塗り重ねられた黒漆の光沢は、鏡のように周囲を映し出すほどに美しく、その蓋表には緻密な蒔絵と螺鈿(らでん)細工によって一対の鴛鴦が描き出されています。繊細に表現された羽や、角度によって虹色に輝く貝の装飾は、熟練の職人が長い時間をかけて命を吹き込んだ証です。
古来、鴛鴦はつがいが常に寄り添う姿から「夫婦和合」の象徴とされ、おめでたい席に欠かせない吉祥文様として親しまれてきた歴史があります。茶の湯の世界においても、この鴛鴦が描かれた棗は、婚礼や初釜といった慶事のお席、あるいは冬から春先にかけての季節のしつらえとして、亭主の心尽くしを象徴する重要な役割を担ってきました。
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