
堆朱の天目台(てんもくだい)
力強い彫刻と深い赤が目を引く堆朱の天目台(てんもくだい)をお譲りいただきました。
天目台とは、天目茶碗を載せるための高貴な台座であり、茶の湯の歴史において非常に重要な役割を果たしてきた道具です。
今回のお品物は、全体に施された緻密な彫り込みが特徴的で、中心部には優雅な鳳凰が、その周囲には幾何学的な文様が隙間なく刻まれており、当時の職人の卓越した技術が凝縮されています。
堆朱の歴史は古く、中国の唐時代から宋時代にかけて発展した彫漆の技法が室町時代に日本へと伝わりました。以来、禅宗の広まりと共に茶の湯の世界で重用され、特に格式高い「唐物」として権力者や茶人たちに深く愛されてきた背景があります。
古美術永澤では、こうした伝統ある茶道具や漆芸品の価値を大切に考え、専門知識を持った査定士が丁寧に拝見しております。お手元の古美術品の整理をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。
関連買取実績
-
2026.02.09
-
2026.02.09
-
2026.02.05
-
2026.01.31








