
坪島圡平 (つぼしま どへい)による志野茶碗
三重県津市に居を構える廣永(ひろなが)窯は、昭和の巨匠・川喜田半泥子(かわきた はんでいし)が創設したことで知られる名窯です。
今回、お譲りいただいたお品物は、半泥子の最側近としてその精神を最も色濃く受け継いだ愛弟子、坪島圡平 (つぼしま どへい、1929~2013年)の手による「志野茶碗」です。
志野焼特有のぽってりと厚みのある長石釉が器肌を優しく包み込み、釉際に現れた鮮やかな緋色が、炎との対話を感じさせる絶妙な景色を描き出しています。器面に施された大胆かつ風雅な鉄絵の筆致は、師から受け継いだ自由闊達な作風と、土平氏独自の洗練された感性が見事に融合した名品といえます。
志野焼は、桃山時代に美濃地方で開花した日本独自の白磁的表現として誕生しました。その温かみのある白の美しさは多くの茶人に愛されてきました。
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