
象牙柄 竹節意匠 火箸
繊細な手仕事が光る、飾り火箸をお譲りいただきました。
持ち手の象牙は、経年によって深い飴色へ変化しており、その滑らかな曲線と素材特有の繊細な質感が、重厚な金属との対比を生み出しています。
歴史を紐解くと、火箸は平安時代にはすでにその原型が存在したと言われています。もともとは火鉢の中で炭を扱うための実用的な道具でしたが、茶道の普及とともにその価値は大きく変わりました。
特に茶の湯の世界では、炭手前において客人の目に触れる重要な「茶道具」の一つとして数えられます。千家十職の中にも火箸を専門とする家系があるように、実用品を超えた芸術品として昇華され、季節や趣向に合わせて選ばれる風雅な道具として愛され続けてきました。
古美術永澤では、こうした長年受け継がれてきた歴史ある古美術品の橋渡しを承っております。ご自宅やコレクションの整理などで、価値の判断が難しいお品物がございましたら、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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