
井尾敏雄 鍛鉄華水指
金工家・井尾敏雄(1908-1994年)による「鍛鉄華水指」をお譲りいただきました。本作は、鉄の重厚な質感と丁寧な造形が見事に重なり合った茶道具です。
鉄を幾重にも叩き伸ばして形作る鍛鉄技法ならではの表面の打痕や独特の風合いが表れており、つまみ部分は華をモチーフにした金のアクセントが作品全体の表情を引き締めています。
日本の伝統的な金工技術は、刀装具や甲冑の制作などを通じて独自の発展を遂げてきました。近代以降は美術工芸としての歩みを深め、鍛金や彫金、鋳金といった技法を用いてさまざまな作品が生み出されています。
なかでも鉄を主素材とする鍛鉄分野は高度な技術と手間を要するものであり、現代においても工芸品として根強い評価を受けています。
古美術永澤では、井尾敏雄をはじめとする金工作品や茶道具の買取を承っております。長年ご自宅で保管されていた骨董品や美術品の整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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