
玄室書付 紹鴎好水指
裏千家15代家元である鵬雲斎玄室(千玄室大宗匠)の書付が添えられた「紹鴎好水指」をお譲りいただきました。
本品は、安土桃山時代の茶人・武野紹鴎の好みを写した漆塗りの曲水指です。円筒形のフォルムと、木目の美しさを活かした下地の透けた朱漆の深み(溜塗)に、質素で飾らない「侘び」の美意識を見出せます。
溜塗は年月を経るごとに上の透き漆が冴え、下の赤みや木目がより鮮明に浮かび上がってくる経年変化の楽しさがあります。
蓋裏の花押および箱書きには、長年にわたり茶道界を牽引された鵬雲斎玄室の親筆が添えられており、茶道具としての由緒を感じさせます。
日常の道具や素朴な造形の中に美を見出す紹鴎の美意識は、その後の茶の湯に大きな影響を与えました。
古美術永澤では、家元書付のある茶道具をはじめ、ご自宅に保管されている古美術品の買取を承っております。売却をご検討中の茶道具がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤までご相談ください。
関連買取実績
-
2026.08.31
-
2026.08.28
-
2026.08.28
-
2026.08.25








