歌川国貞(三代目歌川豊国)「蘆屋道満大内鑑 小袖物狂ひ」

歌川国貞(三代歌川豊国)「蘆屋道満大内鑑 小袖物狂ひ」

浮世絵師 歌川国貞(三代目歌川豊国)による1852年の作品です。

蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)の有名なシーンが描かれています。

平安の御代、安倍晴明の父安倍保名(やすな)は、許嫁の「榊の前」が自決したことで心を病み、信太社(信太の森)をさ迷っていました。

それを連れ戻そうと従者の与勘兵衛が追っていたところ、保名を哀れに思った「榊の前」そっくりの葛葉姫が現れ、保名が驚きのあまり衝撃を受けている場面です。

右図には葛葉姫役の三代目嵐璃寛が幻想的に立ち、左図には安倍保名役の八代目市川團十郎が倒れ、後ろから従者・与勘兵衛役の四代目小団次が支えています。

保名が「病鉢巻(やまいはちまき)」と呼ばれる紫の鉢巻を頭に巻いており、これは歌舞伎舞台で狂気や病気にかかっている人の証です。

驚き扇を手から落とし、放心する様子の保名と、きりっとした葛葉姫の対比が美しく描かれています。

 

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