
打ち出の小槌型の置時計
昔ながらの縁起物である打ち出の小槌をモチーフにしたユニークなアンティーク時計を買取させていただきました。このような珍しいデザインの置時計は、時計愛好家やアンティーク収集家の間で人気を集める逸品です。
今回の時計は、小槌の頭部分に時計本体が組み込まれた構造となっており、柄の部分には装飾が施されています。文字盤には「8 DAYS」の表示があり、これは8日間のロングランタイプであることを示しています。当時は高度な技術が要求される機構で、一般的な時計よりも格段に長時間の連続運転が可能でした。
このような打ち出の小槌型時計の査定において、まず重要となるのは機械の状態です。
また、文字盤の状態も重要な要素です。経年による変色や汚れはある程度許容されますが、ひび割れや欠けがないか、数字や針の状態はどうかといった点を確認いたします。
ケースの素材と装飾も査定の重要な要素です。真鍮製のものが多く見られますが、中には銀製や銅製のものも存在し、素材によって価値が大きく変わります。そして、保存状態も査定に影響します。
アンティーク時計には、時代背景や職人の技術、そして持ち主の方々の想いが詰まっています。弊社では、こうした物語を次世代へと繋ぐお手伝いをしたいと考えております。
古美術永澤では、このような珍しいアンティーク時計についても、専門的な知識を持つ査定士が丁寧に拝見いたします。お手持ちの古い時計がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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