
三代 歌川豊国(歌川国貞)による浮世絵「東海道五十三次の内 関 小まん(せき こまん)」です。
「役者見立東海道」と呼ばれるシリーズ作品の一つで、手前に役者絵、背景に演目や登場人物に関係する宿場の風景(この場合は関)が配されており、歌舞伎役者が「小まん(関の小万)」に扮している様子が描かれています。
鈴鹿馬子唄(すずかまごうた)にうたわれる「関の小万」は、女ながら父の仇討ちを遂げた烈女として実在した人物です。
小万の父・牧藤左衛門(まきとうざえもん)は久留米有馬氏の家臣で、同僚の小林軍太夫に殺害されてしまいます。身重の母は仇を討つため旅に出るが、関宿で力尽き、山田屋に保護されて小万を産み、まもなく亡くなります。成長した小万は事情を知り、亀山藩家老の助力で武術を修める。天明三年、馬子に変装して亀山城下で仇を討ち、本懐を遂げました。その後も養父母に仕えますが、小万は絶世の美人で仇討に成功した女性という物珍しさもあり、街道を上り下りする旅人は多くが心引かれて山田屋に宿泊するため、大いに宿は繁盛したと言われています。
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