
中国の掛軸、晴江蔡岳筆「古梅白雉子図」
早春の凛とした空気を感じさせる、晴江蔡岳筆「古梅白雉子図」をお譲りいただきました。柔らかな梅の香がほのかに立ちのぼるかのような、清々しく格調高い一幅です。
本図は絹本着色による花鳥図で、白梅の古木に静かにとまる白雉の姿を、細やかな筆致をもって描いています。
梅の枝は墨の濃淡によって力強く表され、花弁と雉の羽毛は雪のように白く、柔らかな筆致で仕上げられています。雉の頭頸部には朱や青が施され、白と黒を基調とした画面の中に鮮やかに浮かび上がり、華やかさを添えています。
白雉は古来、吉祥の象徴とされてきました。古代には、朝廷に白い雉が献上されたことを吉兆として、元号が「白雉」に改められたと伝えられています。
清らかな白梅とともに、吉祥の意味も込められた、穏やかで気品漂う作品です。
古美術永澤では、日本画や中国絵画などの査定を幅広く承っております。整理やご売却をご検討の際はどうぞお気軽にご相談ください。
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