
三代 歌川豊国(歌川国貞)による浮世絵「東海道五十三次の内 島田 阿曽次郎(しまだ あそじろう)」です。
「役者見立東海道」と呼ばれるシリーズ作品の一つで、手前に役者絵、背景に演目や登場人物に関係する宿場の風景(この場合は島田)が配されており、歌舞伎役者の八代目 市川團十郎が「阿曽次郎」に扮している様子が描かれています。
阿曽次郎は、人形浄瑠璃・歌舞伎の演目「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」の登場人物です。
この物語は、防州大内家のお家騒動を背景に、宮城阿曽次郎と秋月深雪(のちに朝顔と名乗る)という二人の恋人が、幾度ものすれ違いと苦難を乗り越える哀話です。
宇治川で出会い恋に落ちた二人は、阿曽次郎の急な旅立ちで別離します。深雪は許婚を拒み恋人を追って流浪し、盲目の門付芸人「朝顔」となり島田宿で再会するものの、互いに名乗れず再びすれ違ってしまいます。やがて誤解が解け、数々の苦難を越えて再会し、深雪の目も治って、結ばれ幕となります。
物語の中でも、クライマックスとなる島田宿、大井川の段は特に人気のある演目です。
関連買取実績
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 不破(ふわ)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である鳥居...
2026.06.07
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 七ツ面(ななつめん)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父で...
2026.06.07
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 嫐(うわなり)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である鳥...
2026.06.07
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 関羽(かんう)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である鳥...
2026.06.07








