
初代 歌川広重による浮世絵「東海道五十三次の内 掛川 秋葉山遠望(かけがわ あきばやまえんぼう)」です。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)は、江戸時代に徳川家康が整備した江戸・日本橋と京都・三条大橋を結く幹線道路(東海道)に設けられた53の宿場のことです。
古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
掛川宿は26番目の宿場で、現在の静岡県掛川市にあたります。
遠景には、火伏せの神として庶民の信仰を集めていた秋葉山(あきはさん)がそびえ、手前に描かれた石灯籠(常夜燈)は、秋葉権現への道標と考えられています。橋の向こう側から歩いてくる僧侶に対し、旅装の老夫婦が腰をかがめて慇懃に挨拶をしている姿が描かれており、当時の旅人たちの敬虔(けいけん)な様子がうかがえます。空には2つの丸凧が描かれており、1つは糸が切れて舞っている様子が、もう1つは画面からはみ出す大胆な構図で描かれ、画面に動きを与えているのが印象的です。
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