
初代 歌川広重による浮世絵「東海道五十三次の内 荒井 渡舟ノ図(あらい・とせんのず)」です。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)は、江戸時代に徳川家康が整備した江戸・日本橋と京都・三条大橋を結く幹線道路(東海道)に設けられた53の宿場のことです。
古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
荒井宿(新居宿)は31番目の宿場で、現在の静岡県湖西市新居町にあたります。
本図は舞坂の渡し船「今切の渡し」を描いたものです。先を行くふき流しをはためかせ二本の毛槍を高々と飾り立て幔幕(まんまく)が張られた御座船は大名行列の一行を乗せた御座船で、後続の舟には中間(ちゅうげん)と呼ばれるお供たちです。傘を顔に乗せて寝ている者、体を伸ばして大きなアクビをしている者などゆったりとした旅の情緒が伺えますが、遠くに見える向こう岸には、箱根の関所に並ぶ、取り調べが厳しいことで知られている新居(荒井)の関所が待っています。
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