
初代 歌川広重による浮世絵「東海道五拾三次之内 藤枝 人馬継立(ふじえだ じんばつぎたて)」です。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)は、江戸時代に徳川家康が整備した江戸・日本橋と京都・三条大橋を結く幹線道路(東海道)に設けられた53の宿場のことです。
古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
藤枝宿は22番目の宿場で、現在の静岡県藤枝市にあたります。
当時、長距離の荷物の輸送は、複数の人と馬が中継して行いました。「人馬継立」とは東海道を運ばれる荷物の人足と馬の交代をいい、この藤枝宿の問屋場(人馬の継ぎ立てや貨物の運送をさばいた所)でその人馬継立が行われている様子が描かれています。
問屋場の役人が荷物の点検や計算を行っており、その前では人夫たちが荷物を馬の背に積み直したり、汗を拭いて休憩したりする活気ある日常の風景が描かれています。
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