
初代 歌川広重による浮世絵「富士三十六景 左側の作品:鴻之台とね川(こうのだい とねがわ)と右側の作品:東都目黒夕日か岡(とうとめぐろ ゆうひがおか)」です。
富士三十六景は広重がその画業の晩年に手掛けた富士山をテーマにしたシリーズで、葛飾北斎に対抗して描いたと言われています。
「鴻之台」は、利根川(現在の江戸川)の上流部にあって、下総国にあります。本図は下総の富士と紅葉の名所として名高い鴻ノ台からの壮大な眺めの情景です。本来、富士の手前に江戸の町を一望できますが、幕府施設を詳細に描くことが禁じられていたこともあり、江戸城を含む市街地を薄紅色の霞で隠しています。広重は鴻ノ台からの景観を非常に好んだらしく繰り返し描いて作品に登場します。。
夕日が岡から目黒川の流れと田園風景を見下ろし、楓の紅葉の影に富士を眺める情景です。夕日の岡は夕日に映った楓の名所であり、西を向く岡なので、富士の景観を楽しめる場所でしたが、すでに幕末には数を減らしており、広重は往時をしのんで描いたと考えられています。
関連買取実績
-
月岡芳年(1839-92)による浮世絵「月百姿 左側: 雨後の山月 時致/右側: 破窓月」です。 「月百姿(つきのひゃくし)」は月をテーマとした全100点揃の大判錦絵で、のべ...
2026.04.12
-
月岡芳年(1839-92)による浮世絵「月百姿 左側: 月輝如晴雪 梅花似照星 可憐金鏡転 庭上玉房馨 菅原道真/右側: 源氏夕顔巻」です。 「月百姿(つきのひゃくし)」は月...
2026.04.12
-
月岡芳年(1839-92)による浮世絵「月百姿 左側: 烟中月(えんちゅうのつき)/右側: 竹生島月 経正(ちくぶじまのつき つねまさ)」です。 「月百姿(つきのひゃくし)」...
2026.04.12
-
月岡芳年(1839-92)による浮世絵「月百姿 左側: 嫦娥奔月(じょうがほんげつ)/右側: 山木館の月 景廉(やまきかんのつき かげかど)」です。 「月百姿(つきのひゃくし...
2026.04.12








