中国陶磁器 買取

中国陶磁器の買取をお考えなら、古美術永澤にお任せください。
ご先祖から受け継いだ古い陶磁器の中には、人気の中国陶磁器が混じっている可能性があります。
中国陶磁器は、長い歴史と広大な国土により多様な様式があり、現在でも高額で取引されているものが多くあります。

日本には古くから中国陶磁器が数多く渡ってきており、古いお宅やご先祖から受け継いだものの中には、古い中国陶磁器が見つかります。ただし人気の陶磁器には写しも多く存在し、見分けが難しいことも特徴です。
古美術永澤では、LINEやメールで無料査定をおこなっておりますので、もし気になる陶磁器がございましたら一度ぜひお問い合わせください。

 

主な中国陶磁器の種類

  • 青磁

    青磁

    紀元前14世紀ころの殷が起源と言われる青緑色の磁器。 青磁は、南宋時代の龍泉窯が特に良いとされ、その中でも青藍色で薄手のものを、砧手や砧青磁と呼び、日本では青磁の最上品として珍重しました。砧青磁は刻花(彫文様)や貼花(貼り付け文様)がほとんどないシンプルな造形で、高価なため、最も偽物が多い陶磁器のひとつとされます。

  • 染付(青花)

    染付(青花)

    染付は、白地に青い紋様を絵付けしその後釉を掛けて焼成した磁器のことで、中国では青花(せいか)と呼ばれます。青花の起源は唐代・宋代・元代とも言われています。 元代にモンゴル族は色として青と白を尊重したことにより、青花も成熟しました。景徳鎮窯で青花磁器が作られるようになったのもこの頃です。絵画的な青花の文様は、イスラムから伝わったものと考えられています。

  • 絵高麗

    絵高麗

    絵高麗(えごうらい)は白化粧地に簡素な墨絵が特色の陶器。 江戸時代に朝鮮から渡来したために「高麗渡りの焼物」の意で絵高麗と呼ばれましたが、本来は中国磁州窯系統のもの。乾山もこれに習って大量に制作しました。伝世品では明代のものが見つかります。

  • 赤絵

    赤絵

    赤絵は赤を主とする焼物で、緑・黃・紫・青・など多彩の上絵付けのこと。中国では五彩と呼ばれます。 明代の景徳鎮で盛んになりました。日本では南京赤絵とも呼ばれ、明末・清初の赤絵が多く見つかります。明代万暦年間に景徳鎮で作られたものは万暦赤絵、また清代康熙・雍正・乾隆年間に作られた精緻な五彩は粉彩と呼ばれます。

  • 祥瑞

    祥瑞

    祥瑞(しょんずい)は明代崇禎ごろから康煕にかけて日本からの注文によって作られた染付です。素地・釉・呉須などの上質な材質以外の特色として、「五良大甫呉祥瑞造」という銘があります。日本の茶人からの注文のためその多くは茶道具で占められます。

  • 天目

    天目

    天目茶碗。中国浙江省天目山の寺院で使用され、天目釉と呼ばれる鉄釉をかけて焼かれた茶碗です。曜変天目(ようへんてんもく)、「油滴天目」(ゆてきてんもく)、「灰被天目」(はいかつぎてんもく)、「玳皮盞」(たいひさん)、「木葉天目」(このはてんもく)、「文字天目」(もじてんもく)、「梅花天目」(ばいかてんもく)などと呼ばれる種類があります。

中国陶磁器の代表的な窯

中国陶磁器の代表的な窯には以下があります。

  • 定窯
  • 磁州窯
  • 汝窯
  • 鈞窯
  • 耀州窯
  • 景徳鎮
  • 建窯
  • 龍泉窯
  • 哥窯
  • 宜興窯
  • 徳化窯
  • など
  • 景徳鎮

    景徳鎮

    中国江西省景徳鎮にある中国最大の陶窯。唐代に始まり、宋代には青磁・白磁や影青(いんちん)を生産し、元代には染付、明代には赤絵を生産しました。

  • 宜興窯

    宜興窯

    中国江蘇省宜興市にある窯。朱泥、または紫がかった灰黒色の紫泥とよばれる土を用いた煎茶道具の産地。明末の文人趣味の隆盛とともに用いられ名声を博しました。

  • 鈞窯

    鈞窯

    中国の河南省禹県にある窯。鈞窯は、独特の澱青釉や紫紅釉の代名詞として用いられ、現在では釉そのものをさすことが多いです。

  • 龍泉窯

    龍泉窯

    中国浙江省龍泉県及びその付近にあった窯。青磁で有名で、砧手・天龍寺手・七官手などと大別され、それぞれ南宋時代・元明中期・明末の時代順となります。

  • 定窯

    定窯

    河北省曲陽県にある宋代の名窯。五代より始まり北宋時代に象牙色の白磁を生産し発展しました。さらに北宋末から金代にかけては、刻花や印花の技法で文様を刻み、覆焼と呼ばれる方法で焼成を行いました。白磁以外にも、黒定、紅定、紫定と呼ばれる釉色のものがあります。

  • 磁州窯

    磁州窯

    河北省磁県の名窯。”南有景徳鎮、北有彭城”と言われ、磁県彭城鎮を中心とした中国最大の窯のひとつ。黄白色の陶胎に純白の化粧土をかけて透明釉を施す白釉陶、白地掻落し、黒字掻落しのほかにも、絵高麗、緑釉手、宋三彩、宋赤絵など多彩な焼物を生

  • 徳化窯

    徳化窯

    明代以後に福建省徳化県に起こった白磁の釜。明・清代に盛んになりました。日本では白高麗(はくごうらい)、白南京といわれる白磁で、透明度と玉のような光沢、繊細な造形に特徴があります。煎茶器、香炉、文房具のほか、観音様や達磨、布袋なども多くあります。

  • 耀州窯

    耀州窯

    中国陝西省銅川市黄堡鎮にあった北方を代表する窯。北方青磁と呼ばれた青磁を生産しました。唐代に始まり北宋後期に栄え、北宋晩期に片切彫の鋭い刻花紋を用い、オリーブグリーンの釉を掛けた青磁が有名となりました。

年款銘について

官窯の作品には高台の中に年款銘が入っていることがあります。
※大量のコピーが出回っていますので、年款銘があるだけで本物とはなりませんが、以下のような年款銘があり、それぞれの時代を表しています。

  • 大明永楽年製
  • 大明宣徳年製
  • 大明成化年製
  • 大明弘治年製
  • 大明正徳年製
  • 大明嘉靖年製
  • 大明年造
  • 大明万暦年製
  • 大清崇徳年製
  • 大清順治年製
  • 大清康熙年製
  • 大清雍正年製
  • 大清乾隆年製
  • 大清嘉慶年製
  • 大清道光年製
  • 大清咸豊年製
  • 大清同治年製
  • 大清光緒年製
  • 大清宣統年製
  • 洪憲年製

評価が高い可能性がある
中国陶磁器・骨董品

  • 40年以上前から、家にあった古い品
  • 祖父、曾祖父が中国で仕事をしていたときの品
  • 祖父、曾祖父の時代に日本に留学していた中国の著名人との交流で譲られた品や書簡など

その他にも由来のある中国のお品はぜひご相談ください。
古いお宅には清朝末期の売り立てで日本に入ってきた貴重なお品が眠っていることがあります。そのようなお品で、祖父・曽祖父が中国の物だと言っていたなど、気になるお品がございましたらぜひお声がけください。

有名作家の作品は高額が期待できますが、人気作家ほど贋作が多く真贋の見極めが必要です。真贋が気になる・サインが判読できないなどの作品もご相談ください。

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