新しい年を迎え、早1ヶ月が過ぎようとしております。
年末年始にご家族が集まって話をされたのでしょうか、お正月明けから遺品の買取やご実家の整理についてのお問い合わせをたくさんいただていおります。ありがとうございます!
古美術永澤の出張査定は、ベテランの目利きがお客様のお宅へ訪問し現場で査定し、ご納得いただければ買取します。これが当たり前と思っていたのですが、他社様は訪問しても品物を撮影するだけで、査定結果が出るまで時間がかかると訪問先のお客様からうかがいました。
近頃は訪問先で品物の査定に加えて、買取にまつわるさまざまなお悩みを相談いただくことが多く、それに対して目利きが丁寧に助言するというケースが増えています。
さまざまなリサイクル業者が増え、ブランド品や貴金属の買取を専門とする業者も骨董品を扱うようになったため、お客様はとりあえずTVCMや折込チラシなどで名前を見聞きした業者へ問合せするのでしょう。
ところが、その業者に出張に来てもらったところ査定できなかったり、値がつけられないと言われたり。また、骨董買取店がやってきても、現場で査定するのではなく、何時間もかけて品物一点一点をさまざまな角度から撮影して持ち帰り後日査定結果を連絡するという業者だったり、出張査定といっても業者の対応はさまざまで期待はずれのこともあり、相見積もりをとるにしてもお客様のご負担も想像以上に大変だなと思います。
そして、骨董品はやはり目利きのできる専門店へ相談しなければと、弊社へお問合せいただき目利きとともに出張査定にお伺いするわけですが、私どもがお伺いするとお客様は大変お疲れのご様子で 「遺品整理や買取をどのように進めたらよいのか」、「相見積もりはどのようにしたらよいのか」などのご相談をいただく機会が増えてきました。
目利きが親身に対応している様子を見ていると、お客様は遺品を売って片付けることを一旦のゴールにしているけれど、そのプロセスにもこだわりをお持ちで、その想いにもお応えできるようにならなければと思いました。
品物に対して目が利くだけではまだまだ力不足。お客様の複雑な想いに対して誠実に向き合う対話力がとても重要なのだなと思い知らされます。
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