作品の査定・評価について
十倉兼行の作品を高く評価しております。
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十倉兼行(とくら かねゆき/1883年~1943年)は、北海道八雲の木彫り熊の発展に大きく関わった日本画家・木彫作家です。本名は十倉金之といい、「兼行」を号として用いました。東京で日本画家の川合玉堂に師事しましたが、体調を崩したことから、両親が農業を営んでいた北海道八雲へ移りました。
1928年に八雲農民美術研究所が開設されると、北海道第一号の木彫り熊を制作した伊藤政雄らとともに指導にあたり、八雲における木彫工芸の発展と後進の育成に携わりました。
十倉の木彫り熊は、日本画で培った表現を木彫に取り入れている点に特徴があります。なかでも熊の背中を中心として毛並みを放射状に彫り表す「菊型毛」は、十倉作品を特徴づける表現として知られています。
木彫り熊が北海道を代表する民芸品へと発展していく初期に活躍し、八雲の木彫り熊の造形や技術に影響を与えた重要な人物です。





