作品の査定・評価について
平沼騏一郎の作品を高く評価しております。
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平沼騏一郎(ひらぬま きいちろう/1867年-1952年)は、明治から昭和にかけて司法官僚・政治家として活動し、書や墨跡も数多く遺した人物です。岡山県津山の出身で、津山藩士・平沼晋の次男として生まれました。帝国大学法科大学を卒業後、司法官として歩み、検事総長、大審院長、司法大臣などを歴任しました。その後は枢密院副議長・議長などを務め、1939年には第35代内閣総理大臣に就任しています。
幼少期には漢学を学んでおり、その素養を背景として揮毫も数多く行いました。現在でも掛軸や額装、色紙などに書かれた書が残されており、漢詩や格言、座右銘などを力強い筆致で記した作品が見られます。作品には「騏一郎」などの署名や落款を伴うものもあります。
平沼騏一郎の墨跡は、専門の書家による作品とは性格が異なり、近代日本の司法・政治の中枢を担った人物が遺した書として、歴史資料や人物資料の側面からも扱われています。書の内容や書かれた時期、箱書、来歴なども作品を確認するうえで重要な要素となります。





