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河鍋暁斎の買取
河鍋暁斎の作品を高く評価しております。
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1831年、下総国古河石町(現在の茨城県古河市)に生まれる。
初めは歌川国芳の門に入るが10歳で去り、狩野派の前村洞和、表絵師の筆頭格である駿河台狩野家の狩野洞白に師事。修行後に洞郁の号を受ける。
錦絵や版本挿絵を手掛け、とくに狂歌の絵画版ともいうべき「狂画」にその才能をいかんなく発揮した。
暁斎の狂画は、幕末の混乱や文明開化の騒然とした世相を如実に写し出している。同時にそれらは奇矯なふるまいの多かった暁斎の内なる「狂」に裏打ちされて、見る者を圧倒する迫力を備えている。
晩年には駿河台狩野家を継ぐことを託され、狩野宗家にあたる狩野永悳に入門するなど、狩野派の存続に意欲をしめした。
暁斎の存在は、フランスの東洋美術愛好家ギメや、イギリスの建築家で暁斎から絵の手ほどきも受けたコンドルらによって欧米に紹介され、人気を博して今日に至っている。
買取実績
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河鍋暁斎の代表作品
地獄極楽めぐり図
1869年から1872年にかけて制作された絵巻物で、暁斎の代表作の一つとして知られています。暁斎の有力なパトロンであった日本橋大伝馬町の小間物問屋・勝田五兵衛の愛娘「たつ(田鶴)」が14歳で夭折したことを受け、その一周忌の供養のために制作されました。娘が極楽往生するまでの旅の様子を、優雅で丁寧な筆致で表現し、現在は静嘉堂文庫美術館に所蔵されています。
惺々狂斎画帖
22年という長い年月をかけて描かれ、暁斎が亡くなる直前まで描き続けた作品です。暁斎の絵に対する情熱とユーモラスさが感じられる妖怪画の集大成とも言える作品集で、現在は河鍋暁斎記念美術館などに所蔵されています。
鷹に追われる風神図
1886年(明治19年)に制作された作品で、イスラエル・ゴールドマン・コレクション(ジョサイア・コンドル旧蔵)に所蔵されています。暁斎の代表的な動きのある構図と、緻密な筆致が特徴的な作品です。
骸骨図
1871年(明治4年)に制作された作品で、暁斎が得意とした幽霊・妖怪画の一つです。骸骨をユーモラスかつリアルに描いており、暁斎の解剖学的知識と卓越した描写力が発揮されています。
毘沙門天之図
1848年(嘉永元年)に制作された、現存する暁斎最初期の肉筆作品です。現在は河鍋暁斎記念美術館に所蔵されています。若い頃から備わっていた優れた描写力と構図力を示す作品です。
その他の河鍋暁斎の代表作リスト
虎図 | 幽霊図 | 九相図 | 鳥獣戯画 猫又と狸 | 枯木寒鴉図 |
花鳥図 | 百鬼夜行図屏風 | 地獄太夫と一休 | 船上の西洋人 | 月百姿 |
阿武山人狂画百面相 | 応需暁斎楽画シリーズ | 閻魔庁図 | 大和美人図 | 閻魔大王浄玻璃鏡図 |
閻魔と地獄太夫 | 十二ヶ月之内 五月 | 閻魔・奪衣婆図 | 狂斎画譜 | 狂斎百図 |
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