作品の査定・評価について
伊藤小坡の作品を高く評価しております。
もし作品がお手元にございましたらぜひご相談ください。
伊藤 小坡（いとう しょうは、1877年～ 1968年）は現在の三重県伊勢市生まれ、京都を中心に風俗画、美人画を描いた女性日本画家。伊藤小坡は伊勢にある猿田彦神社の宮司の長女として生まれ、明治31年に画家になることを決意し京都に出る。
その後、上村松園に次ぐ女性画家として一躍脚光を浴びた。
小坡の画業としては、明治大正期の日常風俗を主題にした作品と、昭和期の歴史風俗や物語を主題にした作品とに大別される。
昭和43年に90歳という長寿を全うした。
買取実績
幅広く買取りいたします
伊藤小坡の代表作品
秋好中宮図（1929年）
源氏物語に登場する秋好中宮に思いを寄せた作品で、第10回帝展に入選しました。伊藤小坡美術館に収蔵されており、多くの展示品の中でも思わず目を奪われる代表作の一つです。
伊賀のつぼね（1930年）
気丈夫な女性を描いた作品で、第11回帝展に入選しました。 三重県立美術館に収蔵されており、伊藤小坡美術館の展示品の中でも特に目を引く代表作です。 女性の強さと美しさを表現した作品として評価されています。
ふたば（1918年）
第12回文展に入選した作品で、日常の何気ない姿をとらえた非常にあたたかな愛情にあふれた作品です。庭の一隅で母と娘が朝顔の苗を植え替えている様子を描いており、画中の母親は小坡自身、子供は彼女の娘です。清澄な雰囲気に満ちた親子の触れ合いの情景が美しく表現されています。
製作の前（1915年）
第9回文展に初入選し、三等賞を受賞した作品です。この作品により、上村松園に次ぐ女性画家として一躍脚光を浴びることとなりました。画家としてのキャリアの転機となった重要な作品です。
幻想
三十六歌仙の一人である斎宮の女御に想を得た代表作で、伊藤小坡美術館に収蔵されています。 平成23年にリニューアルされた美術館内に新しく収蔵された大作として展示されています。
その他の伊藤小坡の代表作リスト
| 秋草と宮仕へせる女達 | つづきもの | 春日詣 | 夕ぐれ | 夕涼み |
| 月待つ夕 | 十三の装ひ | 麗春 | 歯くろめ | 神詣 |
| 山内一豊の妻 | 乳人浅岡 | 春宵 | 七夕 | 烈女形名の妻 |
| 參籠 | 琵琶記 | 夏 | 山羊の乳 | 梅咲く頃 |
| 涼宵 | ほとゝぎす | 豊艶 | 虫売り | 元禄美人 |
| 春の宵 |
