作品の査定・評価について
高野与八の作品を高く評価しております。
もし作品がお手元にございましたらぜひご相談ください。
高野与八(たかの よはち/1907年~)は、秋田県で「与八人形」と呼ばれる独自の木製人形を手掛けた作家です。新潟県西頸城郡能生町に生まれ、若い頃に上京して日本画や友禅染などを学びました。戦時中の疎開をきっかけに秋田県へ移り、川連地方に伝わるこけしや漆器などの工芸文化に触れたことから、人形制作へと進んだとされています。高野与八の作品は、一般的な伝統こけしとは異なり、木地に繊細な絵付けを施した華やかな作風を特徴とします。胴部には桜や牡丹、桔梗、柳などの草花や着物の文様が描かれ、日本画や染色で培った感覚を生かした優美な表現が特徴です。一体ごとに異なる意匠を凝らし、素朴な木の造形と色彩豊かな装飾を組み合わせた「与八人形」は、独自性の高い創作人形として知られるようになりました。
また、木地山系のこけし工人・高橋雄司が与八のために木地を挽いていた時期もあったとされます。高野与八は長年にわたる制作活動が評価され、1980年には秋田県文化功労者として表彰されました。





