
大倉陶園のオールドブルーローズ スープポット
大倉陶園(おおくらとうえん)を代表する名品「ブルーローズ」の美しい絵柄のスープポットをお譲りいただきました。
ブルーローズは、大倉陶園が1928年に発表して以来、世界中で愛され続けているロングセラーシリーズです。特徴的なのは、その幻想的な青のグラデーション。これは、大倉陶園が独自に開発した「岡染め」という技法によるものです。
「岡染め」とは、本焼成した白生地の上にコバルト絵具で絵付けをした後、再度1460℃の高温で焼き付ける技法です。これにより、絵具が釉薬に深く溶け込み、比類のない透明感と深みのある発色、そして絵柄が剥がれることのない堅牢さを実現しています。ブルーローズの美しい濃淡は、熟練の職人の手によって生まれるもので、一つとして同じものはありません。
「オークラのホワイト」と称される大倉陶園の白磁に、青いバラが静かに咲き誇る様は、まさに“至高の白”と“奇跡の青”の融合と言えます。
古美術永澤では、大倉陶園をはじめ、ノリタケや香蘭社など、国内外のブランド陶磁器の査定・買取を強化しております。ご自宅に眠っているお品物がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.11
-
2025.12.11








