
チベット仏教 タンカ(仏画)
今回お譲りいただいたお品物は、チベット仏教の深遠な世界観を布上に描き出した、極めて荘厳なタンカ(仏画)です。
中央には、高い精神性と知性を象徴する高僧が、蓮華座の上で静かに瞑想にふける姿が描かれています。その周囲を囲むように、上部には諸仏や歴代の師が、下部には仏法を護る守護尊や供養者が緻密な筆致で描かれています。
経年による煤や退色が、かえって長い年月を経て守り伝えられてきた祈りの歴史を感じさせ、落ち着いた色彩と繊細な金泥の装飾が、見る者を深い静寂へと誘うような風格を漂わせています。
タンカの歴史は、7世紀頃のチベットにおける仏教伝来とともに始まったとされています。広大な大地を移動しながら生活する僧侶や信徒にとって、巻物のように丸めて持ち運べるこの形式は、どこでも即座に仏の世界を現出させ、瞑想や礼拝を行うための不可欠な法具として発展しました。
古美術永澤では、こうした仏教美術品の査定・買取を承っております。長年大切にされてきたタンカや、由来の分からない古い仏画の整理をご検討の際は、ぜひ私どもへご相談ください。
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