
蓮文 磬(けい)
仏教儀式の場で厳かな音色を響かせる法具「磬(けい)」をお譲りいただきました。今回のお品物は、中央に瑞々しい蓮華文が浮き彫りにされた、重厚感溢れる逸品です。
磬は、法要の際に読経の合図や区切りとして叩いて鳴らす金属製の打楽器であり、その独特な山形の形状は、雲を象ったものとも、あるいは古代中国の石製楽器に由来するものとも言われています。
蓮華(はす)は、泥深い沼地(煩悩にまみれた現世)に根を張りながら、水面で清浄な大輪の花(悟りの智慧)を咲かせることから、仏教における清らかさ、慈悲、仏の智慧の象徴とされています。そのため、本品のように極楽浄土の情景を彷彿させるものとして用いられます。
こうした仏教美術は、寺院の什器として大切に受け継がれてきた歴史的背景があり、経年による特有の風合いや深い古色がその魅力を一層引き立てています。
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