
鎌倉泰仙 白珊瑚彫刻 雲上十一面観音像
珊瑚彫刻家である鎌倉泰仙による「白珊瑚彫刻 雲上十一面観音像」をお譲りいただきました。
本作は、濁りの少ない美しい白珊瑚を使用し、穏やかな表情の十一面観音像が表現された作品です。十一面観音は、人々の苦しみを救う観音菩薩が変化した姿の一つで、たくさんあるお顔であらゆる方向を見渡し、苦しんでいる人を見つけて救いへと導くとされています。
雲上から見守る観音様は慈悲に満ちた穏やかな表情を湛えており、眺める者の心を自然と安らかな気持ちにさせてくれます。
古くから珊瑚は仏教の七宝の一つとして珍重され、特に観音像などの仏教美術において高い格式を誇ってきました。日本における珊瑚彫刻は江戸時代以降に独自の発展を遂げ、明治から昭和にかけて芸術性の高い美術工芸品として国内外で広く愛されてきた歴史的背景を持っています。
古美術永澤では、こうした希少な珊瑚彫刻をはじめ、様々な古美術品の査定を承っております。経験豊富な査定士が大切なお品物を丁寧に拝見いたしますので、整理や売却をご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。
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