
島田文雄 青白磁草文徳利
島田文雄氏の「青白磁草文徳利」をお譲りいただきました。
同氏は、東京藝術大学の教授を務めるなど、青白磁の分野において長年研鑽を積まれてきた作家です。
MOA美術館で見た中国・宋代の「青白磁蓮花文皿」に強く惹かれ、伝統的な青白磁の技法を継承し、現代の空間にも調和する清涼感のある造形を追求されています。
今回の徳利は、ふっくらとした温かみのある造形に、たおやかに草花文が彫り込まれています。釉薬の奥から浮かび上がるような柔らかな文様と、青白磁特有の色調の調和が魅力的です。
青白磁の歴史は古く、中国の宋代に景徳鎮で影青と呼ばれる名器が作られていました。島田氏はその悠久の歴史に敬意を払い、原料となる土や釉薬、そして焼成の温度に至るまで徹底的にこだわり抜くことで、独自の青白磁を確立しました。
古美術永澤では、現代作家による美術工芸品の査定に力を入れております。作家の想いが詰まった大切なコレクションの整理や、お手元の名品の価値を知りたいという際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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