
中里隆 唐津南蛮耳付壺
現代の唐津焼において独自の作風を展開する、中里隆(1937年-)氏による「唐津南蛮耳付壺」をお譲りいただきました。
同氏は、人間国宝である十二代中里太郎右衛門の五男として生まれ、古唐津の伝統を継承しながらも、世界各地の土や技法を取り入れ独自の作風を築き上げた作家です。
本作は、中里氏が長年取り組んできた「唐津南蛮」の魅力が存分に表現された一品です。釉薬を使わずに高温で焼き締められた肌合いと、窯の中で生じる自然な火色の変化が、土本来の素朴な力強さを感じさせます。
絶妙なバランスで配された小さな耳が意匠のアクセントとなり、存在感のある佇まいを見せています。
中里氏が手がける南蛮のルーツは、古くから東南アジアより伝来した焼き締めの技法にあります。種子島での作陶経験などを通じ、古唐津を基盤に置きつつも、現代の空間に馴染む「用の美」を追求してきました。
古美術永澤では、中里隆氏をはじめとする現代陶芸作家の作品を大切に拝見しております。長年愛用されてきたお品物や、ご自宅に眠っているコレクションの整理など、大切な陶磁器の売却をお考えの際はぜひご相談ください。
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