
赤絵 赤壁賦詩文茶碗
赤絵の赤壁賦詩文茶碗をお譲りいただきました。
乳白色の地肌に赤の上絵付けで、器面には中国北宋の政治家、文豪であった蘇軾(そしょく)の散文詩「前赤壁賦(ぜんせきへきのふ)」の世界が描かれています。
赤壁賦
壬戌之秋七月既望,蘇子與客氾舟遊於赤壁之下.清風徐來,水波不興.
“壬戌(1082年)の秋7月16日の夜、私(蘇軾)は友人と舟を浮かべて赤壁のふもとで舟遊びを楽しんだ。
清らかな風が静かに吹き渡り、水面には波ひとつ立っていない。”
風光明媚な赤壁で月夜に舟を浮かべ、酒を酌み交わした文人たちの優雅なひとときを表わした、味わい深い一品です。
明代末期から清代にかけて制作された景徳鎮窯や華南窯の陶磁器、ならびに呉州赤絵などの貿易陶磁は、日本の茶人や文人に好まれ、茶道具や鑑賞用として愛好されてきました。
こうした中国趣味の広がりとともに、日本国内の伊万里焼や京焼などでも多くの写しが作られてきた歴史があります。
古美術永澤では、中国古陶磁や呉州赤絵をはじめ、文人趣味にまつわる古美術品や茶道具の査定・買取を承っております。ご自宅やご遺品の整理で出てきた気になるお品物がございましたら、お気軽にご相談ください。
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