
富本憲吉 色繪飾箱
富本憲吉(とみもと けんきち、1886-1963年)による色繪飾箱をお譲りいただきました。
同氏は、1955年に重要無形文化財「色絵磁器」保持者として人間国宝に認定された陶芸家です。
「模様から模様を作らない」という理念のもと、自然のスケッチを基礎とした独自の図案を数多く制作しました。
本作は、彼が得意とした連続文様が施された作品の一つです。
赤を基調に、白や緑、黄などで四弁花の文様が整然と描かれており、蓋裏には「昭和拾六年歳未 富本憲吉造」の銘が意匠と一体となって配置されています。
大正から昭和にかけて活動した富本は、伝統的な技法を基盤としつつ、個人作家としての陶芸のあり方を追求しました。昭和16年(1941年)という戦時下においても作品制作を続け、当時の技法や様式を今に伝える作例を遺しています。
古美術永澤では、このような陶芸作品の査定・買取を承っております。富本憲吉をはじめとする作家作品はもちろん、ご自宅に保管されている陶芸品や古美術品がございましたら、お気軽に古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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