
小野珀子 釉裏金彩 抹茶碗
陶芸家・小野珀子(おの はくこ、1925-1996年)作の「釉裏金彩 抹茶碗」をお譲りいただきました。
小野珀子は、父であり琥山窯の創設者である小野琥山のもとで陶芸の基礎を学んだ後、人間国宝・加藤土師萌の作品に大きな影響を受け、独学で「釉裏金彩」の研究・確立に挑んだ陶芸家です。
釉裏金彩とは、素地に金箔を貼り、その上から透明釉をかけて焼き上げる技法で、箔の磨耗を防ぐとともに金箔の光沢に独特の深みをもたらします。
本作は、下地の上に裁断された金箔が配置されており、金箔と釉薬の重ね合わせによる特徴的な表情を持つ作品です。
薄い金箔を貼り合わせ、焼成によって定着させる工程には一定の技術と精度が求められます。小野珀子の作品は、伝統的な技法を取り入れつつ独自の造形表現を展開した点に特徴があります。
1992年には佐賀県の重要無形文化財「陶芸釉裏金彩」の技術保持者に指定されました。
古美術永澤では、このような小野珀子をはじめ作家物の陶磁器の買取を承っております。ご自宅にある陶芸作品や茶道具の整理・売却をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2026.09.30
-
2026.09.30
-
2026.09.29
-
2026.09.29








