
井戸川豊 銀泥彩磁 森に月 ぐい呑
陶芸家であり、広島大学大学院人間社会科学研究科の教授としても活躍する井戸川豊(いどがわ ゆたか、1964年-)氏による「銀泥彩磁 森に月 ぐい呑」をお譲りいただきました。
同氏は、磁器の素地に粉末状の銀を溶かした銀泥と色絵具を施して焼成する「銀泥彩磁(ぎんでいさいじ)」の技法で知られる陶芸家です。
本作は、落ち着いた緑の地に三日月の図案が配されており、自然の風景を捉えたデザインが印象的です。器の外側から高台にかけて施された細やかな連続模様や見込みの仕上がりなど、作家独自の工夫が細部にまで見られます。
日本の磁器は江戸時代の有田焼から始まり、近代以降は作家ごとの個性を生かした様々な表現へと展開してきました。井戸川氏の作品も伝統的な磁器制作の技術をベースにしながら、現代的なデザイン感覚を取り入れた作風として知られています。
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