
古硯 端渓硯(たんけいけん)
中国・広東省肇慶市(ちょうけいし)産の端渓硯(たんけいけん)をお譲りいただきました。
この硯は、滑らかな石肌と、上部に丁寧に施された緻密な彫刻意匠が目を引く逸品です。端渓硯の最大の特徴は、その緻密な石質にあります。
墨がすりやすく、なおかつ筆先を傷めないという実用性を備えながら、石の表面に現れる「石眼」や「火捺(かなつ)」といった独特の紋様が芸術的な価値をさらに高めます。
端渓硯の歴史は古く、唐代に始まり、宋代には皇帝の御用品としても使われました。特に木製の蓋が誂えられたものは、石の乾燥を防ぎ、大切に継承されてきた証でもあります。時代を超えて愛された端渓硯は、現代のコレクターの間でも需要が高く、その価値は色褪せることがありません。
古美術永澤では、こうした歴史的価値のある中国美術品の査定・買取を随時承っております。ご自宅に眠っている古い硯や書道具がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2026.02.24
-
2026.02.16
-
精緻な彫刻を全面に施した「松下高士図 竹彫筆筒」をお譲りいただきました。見応えのある彫刻に、竹工芸ならではの温もりと力強さを感じさせる作品です。 本作は、竹の一節を大胆に用い、自然の局面を活かし...
2026.02.09
-
2026.01.15








