
鳳凰図 鼻煙壺(びえんこ)
赤地ガラスの鳳凰図 鼻煙壺をお譲りいただきました。
鼻煙壺は、かつて中国で流行した粉末状の嗅ぎタバコを入れて携帯するための小さな容器です。今回のお品物は、鮮やかな赤いガラスを精巧に彫り込み、優美にたたずむ鳳凰の姿が立体的に表現された美しい仕上がりが特徴です。
手のひらに収まる小ぶりなサイズでありながら、鳳凰の流れるような尾羽のラインまで丁寧に表現されており、当時の職人のこだわりと手仕事の細やかさがうかがえます。
鼻煙壺の歴史は清代初期にまで遡り、西欧から伝わった嗅ぎタバコの文化とともに独自の発展を遂げました。当初は皇帝や宮廷の上流階級の間で富や権力、洗練された趣味を誇示するためのステータスシンボルであったため、ガラスをはじめ、玉や磁器、内画など贅を尽くしたあらゆる素材と技巧が用いられました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値の高い中国古美術品の買取を強化しております。眠っている貴重なコレクションの売却をお考えの際は、ぜひ実績豊富な古美術永澤へご相談ください。
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