
翡翠 羽衣天女立像
「翡翠 羽衣天女立像」をお譲りいただきました。
本作は、天然翡翠の淡い緑のグラデーションと、一部に現れる琥珀色の色彩を活かして彫刻が施された「俏色(しょうしょく)」と呼ばれる技法が用いられています。
天女のまとう衣の表現や、手にしている持ち物の細部に至るまで、中国の伝統的な玉石工芸の特色がよく表れています。専用の唐木台座も付属しており、作品の格調をより一層引き立てています。
中国において翡翠は、古来より「玉(ぎょく)」として珍重され、富や徳の象徴として大切にされてきた歴史があります。特に天女や神仏をモチーフにした彫刻は、吉祥をもたらす縁起物として好まれ、清代以降も伝統的な彫刻技術として受け継がれてきました。
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