
旧5円金貨(明治4年)です。
明治政府はそれまでの小判、分金、穴銭などの貨幣に変えて、明治3年最初に銀貨の鋳造を初め、明治4年(1871年)8月から金貨の鋳造・発行を始めました。
加納夏雄の優れた龍のデザインと彫刻が採用され、表面は天皇を象徴するといわれる龍図、裏面には旭日に錦の御旗が描かれました。
明治3年と4年銘の硬貨は、何分未経験の洋式硬貨の製造ということで鋳造が悪く、図案が不明瞭なものが多くあったため、明治5年(1872年)、新たな鋳造機に使用する極印を作り再鋳造されました。旧5円金貨は、明治3年・4年が直径が23.84mmなのに対し、明治5年以降は量目は変わりませんが、直径が21.82mmとわずかですが縮小されています。
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