
「同治通宝(どうちつうほう)/ 同治重宝(どうちじゅうほう)」をお譲りいただきました。
同治通宝は、清朝の第10代皇帝・同治帝の時代、同治元年(1862年)に発行が開始された中国の銅銭です。
形状は伝統的な円形方孔銭、表に漢字で「同治通宝」と刻まれ、背(裏面)には鋳造局を表す記号としての漢字と満洲文字が刻まれています。また、「当十」などの額面を表す数字や、「星」などの模様が刻印されている版もあり、字体やサイズなどに豊富なバリエーションが存在する銭貨です。
同治帝の治世は「同治中興(どうちちゅうこう)」と呼ばれます。太平天国や捻軍の反乱鎮圧後の比較的安定が続いた時期であり、同治帝の母親である西太后と漢人官僚が「洋務運動」を主導し、近代化政策が進められました。経済状況としては、咸豊期に発行された政府紙幣が深刻なインフレを引き起こしたため紙幣を廃止、経済の立て直しが図られました。
古銭は当時の社会状況や文化を今に伝える貴重な歴史的遺物です。種類や保存状態によって価値が大きく変わりますので、売却をご検討の際は私たち古美術永澤にお声がけください。専門知識と経験豊富な査定士が丁寧に拝見し、適正な価格をご提示いたします。
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