
「淳化元宝(じゅんかげんぽう)」をお譲りいただきました。
淳化元宝は、北宋の第2代皇帝・太宗の治世である淳化年間(990年〜994年)に鋳造発行された中国の銭貨です。日宋貿易を通じて日本にも流入し、渡来銭として流通しました。
淳化元宝は、皇帝自らが銭銘を揮毫した「御書銭(ごしょせん)」の先駆けとしても知られ、書体は真書、行書、草書の三体があります。
淳化元宝には、金製で背(裏面)に精緻な仏像の浮き彫りが施された「供養銭」と呼ばれる特別な非流通貨幣が存在します。1988年に中国五台山の仏塔遺跡から発見されました。現存数が少ないため、文化財として扱われています。
また、淳化元宝には本来の標準的なサイズの「正銭(せいせん)」よりも小さく鋳造された「縮水(しゅくすい)」と呼ばれる異形銭があります。これらは珍重され中古市場で高値で取引される場合があります。
淳化元宝は、中国最古の御書銭として貨幣機能と仏教供養機能を兼ね備えた歴史的に重要な貨幣です。種類や保存状態によって価値が大きく変わりますので、売却をご検討の際は私たち古美術永澤にお声がけください。専門知識と経験豊富な査定士が丁寧に拝見し、適正な価格をご提示いたします。
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