
「慶長一分判金/元文一分判金」をお譲りいただきました。
一分判金とは、「一分金」とも呼ばれる江戸時代の金貨の一種です。一分の価値は1両(小判1枚)の1/4にあたり、現在の貨幣価値にして5万円を超える価値を持つ比較的高額な貨幣でした。丸型や短冊型があり、裏面の時代印や、「分」の文字の止めと払いの特徴などから種類を見分けます。
〈写真左〉
慶長6年(1601年)頃から製造が始まった「慶長一分判金」です。短冊型で、表面には桐紋の図柄と、額面である「一分」の文字、裏面には金貨の鋳造を取り仕切っていた後藤庄三郎光次の署名「光次」、そして花押が大きく打たれています。このデザインは以後、一分判金のスタンダードとして継続していきます。
〈写真右〉
元文元年(1736年)から発行された「元文一分判金」です。裏面右上の時代印として楷書体の「文」の字が打たれているため、「真文一分判」とも呼ばれます。品位を下げた一分金のため、民衆からの評判は良くありませんでした。
一分判金は貴重な歴史的資料であるとともに、現在でも人気の高い古銭です。種類によって相場が大きく変わるため、高価買取を目指すなら知識と経験豊富な専門業者を選ぶことが大切です。
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