
ロシア内戦期(1918年〜1920年)にシベリア臨時政府(コルチャーク政権)によって発行された「短期国庫債券」の500・1000・5000ルーブル紙幣です。
当時は貨幣が不足していたため、これらの債券が実質的な紙幣として流通していました。 ロシアの象徴である「双頭の鷲」の紋章が描かれ、債券のため支払い期限日や利息が明記されています。サイズは大きく、当時の混乱期を反映して裏面が白紙であるなど簡素な造りが特徴的な紙幣です。
これらの紙幣は、反ボリシェヴィキ勢力(白軍)の指導者であったアレクサンドル・コルチャーク提督の政権下で発行されました。オムスクを拠点としたこの政権は、連合国(英仏米など)の支援を受けていたため、紙幣の左右に英語とフランス語が併記されています。
内戦の混乱と激しいインフレにより、これらのコルチャーク札は最終的に価値を失いましたが、現在ではロシアの激動期を象徴する歴史的なコレクターズアイテムとして知られています。お手持ちの古い紙幣やコインの価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
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