
浦上玉堂の掛け軸
文人画家・浦上玉堂の掛け軸をお譲りいただきました。
江戸時代後期の文人画家として知られる浦上玉堂(1745〜1820年)は、37歳で岡山の支藩である鴨方藩の大目附役の重職に就くなどエリート藩士として昇進を遂げながら、学術や詩作、音楽(七絃琴)に深く通じた才人でした。特に山水画において独自の境地を開き、江戸時代の第一級の文人画家として、今なお高い評価を受けています。
玉堂は備前岡山藩の上級藩士であった傍で、琴を奏で、詩をつくり、書画をかき、文人墨客と盛んに交流を持っていました。妻の死後50歳の時に脱藩し以後は子どもと共に自由な旅を重ねながら、詩と書画に親しむ文人としての道を歩みます。その作風は、リズミカルな筆致と繊細な渇筆とを駆使し、自然の深みや重みを描き出しており、中国の山水画を模倣するのではなく、独自の解釈のもとで自然との一体感や内面的な詩情を重視した表現を特徴としています。掛け軸として仕立てられた玉堂の山水画は、見る者を静謐な世界へと誘い愛好家を魅了し続けています。
古美術市場においても、浦上玉堂の作品は高い評価を受けており、自筆の書や画に加え琴譜や詩文が添えられた作品は、とくに文化的価値が高く、買取の際には専門家による査定が必要です。
古美術永澤では、浦上玉堂をはじめとした江戸期の文人画の買取に力を入れております。ご実家に代々受け継がれた掛け軸などがございましたら、お気軽にご相談ください。専門の査定士が丁寧に拝見いたします。
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