
立花大亀(たちばな だいき)「且坐喫茶(しゃざきっさ)」掛け軸
立花大亀「且坐喫茶」掛軸をお譲りいただきました。
本作は、臨済宗大徳寺派の高僧である立花大亀(たちばな だいき)老師による禅語「且坐喫茶(しゃざきっさ)」の一幅です。
立花大亀老師は、大徳寺塔頭・聚光院の住職を務めた臨済宗の名僧です。戦後の茶道界とも深い関わりを持ち、茶人や文化人との交流を通じて禅の精神を広く伝えました。
「且坐喫茶」は、臨済宗の聖典「臨済録」に由来する言葉です。
ある僧が趙州禅師に問答をした際、悟っている者にも、悟っていない者にも、禅師はただ一言、「且坐喫茶」(まあ、座ってお茶を飲みなさい)と答えたと伝えられます。ここには、分別や理屈を超え、「今この瞬間をありのまま受け入れる」という禅の心が込められています。
茶道においても、「且坐喫茶」は非常に重んじられる語です。亭主と客が一期一会の場で、肩書や日常を離れ、ただ一碗の茶をいただく。それはまさに禅的実践そのものです。
この言葉の掛軸は、季節を問わず使えるため実用性も高い一幅といえます。
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