
堅山南風(かたやま なんぷう)花鳥画
近代日本画壇の重鎮として、今なお高い人気を誇る堅山南風(かたやま なんぷう、1887年-1980年)の気品あふれる花鳥画をお譲りいただきました。
堅山南風は、再興日本美術院の中核として活躍し、巨匠・横山大観からもその才能を嘱望された名匠です。その画風は、写実に基づいた繊細な描写と、琳派の流れを汲む装飾的な美しさが調和している点が最大の特徴です。
今回ご紹介する一幅も、秋の深まりを感じさせる柏の葉の複雑な色づきと、枝に羽を休める瑞々しい鳥の姿が見事に捉えられています。南風特有の、柔らかでありながら凛とした筆致が画面全体に漂っており、格調高い作品です。
堅山南風は熊本県に生まれ、横山大観に師事しながら、独自の色彩感覚を磨き上げました。戦前から戦後にかけて日本の美を追求し続け、1968年には文化勲章を受章するなど、近代美術史に確かな足跡を遺しています。
古美術永澤では、堅山南風をはじめとする日本画の巨匠たちの作品を積極的に査定・買取しております。貴重なコレクションや、大切に受け継がれてきた掛け軸の整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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