
宗興作 虎図小柄(こづか)
江戸時代中期の装剣金工界において、写実的かつ華麗な彫金スタイルを確立した横谷派の名工、宗興の手による虎図小柄(こづか)をお譲りいただきました。
小柄は刀の鞘に添えられる細長い小道具ですが、そこに凝縮された精緻な技術はまさに掌上の芸術と呼ぶにふさわしい逸品です。
作者である宗興は、江戸中期を代表する装剣金工師として名高い横谷宗珉の養子となり、享保18年の宗珉没後に34歳で家督を継いでいます。
偉大なる師の跡を継ぎ、横谷家の伝統と格式を守り抜いた宗興の作品は、その確かな技量から当時より高い評価を得てきました。
本作に彫られた虎の意匠には、横谷派が得意とした写実的な造形美が遺憾なく発揮されています。鋭い眼光を放ち、竹林から這い出すかのような虎の姿は、細部まで繊細な高肉彫りによって立体的に表現されており、今にも動き出しそうな生命力を宿しています。
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