
金飾人力車
明治期のものと推察される大変精巧な「金飾人力車」をお譲りいただきました。
本作は、江戸時代から続く伝統的な金工技術が、文明開化という新たな時代の息吹と融合した、明治工芸の逸品です。
人力車という、当時としては最新の移動手段をミニチュアの雛道具として仕立てる遊び心と、それを形にした職人の熱意がうかがえます。
全面に刻まれた緻密な文様や、細部まで忠実に実物を再現した骨組みなど、黄金の装飾で高価な工芸品へと仕上げています。
歴史を紐解けば、明治時代の人力車は、日本の近代化を象徴する乗り物として爆発的に普及しました。当時の金工師たちは、それまでの武具や神仏具の需要に代わり、こうした意匠を凝らした贅沢な工芸品を制作することで、国内外の富裕層や収集家を魅了しました。
古美術永澤では、こうした明治工芸や金細工の真価を次代へ繋ぐお手伝いをしております。価値の判断が難しい古美術品や、由来の分からない時代物などがございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤の無料査定をご利用ください。
関連買取実績
-
2026.04.23
-
2026.04.16
-
海野勝珉による「神馬金彩置物」をお譲りいただきました。明治から大正期にかけて活躍した金工家・海野勝珉は、写実性と装飾性を高度に融合させた作品で知られ、本作もその魅力をよく伝える優品です。 本作は...
2026.04.15
-
2026.04.09








