
ジョルジュ・アンリ・プリュドム「ジャンヌ・ダルク メダル」
フランスの彫刻家、ジョルジュ・アンリ・プリュドム(Georges-Henri Prud’homme、1873-1947年)による、ジャンヌ・ダルクをモチーフにしたブロンズメダルをお譲りいただきました。
同氏は、19世紀末から20世紀前半のフランスで活躍したメダル彫刻家であり、アール・ヌーヴォーやアール・デコの時代に多くの作品を残しました。彼の作品は、確かな彫刻技術と、対象の細部や内面までを捉えようとする丁寧な表現が特徴です。
このジャンヌ・ダルクのメダルにも、その特徴がよく表れています。表面には、甲冑をまとわない若き日のジャンヌの横顔が繊細なレリーフで描かれており、ウェーブの強い髪の毛の質感や、迷いなくまっすぐと上を見つめる瞳の表現が、彼女がどのような人物だったかを物語っているようです。
メダルの上部には中世のスペルである「JEHANNE D’ARC」の文字、下部には彼女の生涯に深く関わる都市である「ORLEANS」「REIMS」「ROUEN」の名が刻まれています。
このメダルが制作された19世紀末から20世紀初頭は、フランス国内でジャンヌ・ダルクへの関心が再び高まり、1920年の列聖へとつながる時期にあたります。
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