
井尾建二 銀製透彫文盤
金工作家・井尾建二(いお けんじ、1945年-)による作品「銀製透彫文盤」をお譲りいただきました。
本作は、銀の質感とシャープな直線的造形、繊細な透彫(すかしぼり)の技法が組み合わさった意匠が特徴的な盤です。
作者の井尾建二氏は、同じく金工家であった父・井尾敏雄氏のもとで鍛金や彫金の技術を修得し、伝統工芸日本金工展や日本伝統工芸展をはじめとする公募展に出品を重ねてきた作家です。
鍛金によって形成されたフォルムに精密な透彫文様が施されており、伝統的な装飾性を踏襲しながらも現代の空間に馴染むデザインに仕上げられています。
日本の金工技術は、明治期の廃刀令などによる需要の変化を経て、観賞を目的とした美術工芸品としての道を歩んできました。受け継がれてきた鍛金・彫金の技法は、時代ごとの表現を取り入れながら今に伝えられています。
古美術永澤では、井尾建二をはじめとする現代作家の金工作品から骨董品まで幅広く承っております。コレクションの整理などで売却をご検討の際はどうぞお気軽にご相談ください。
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