
唐獅子の根付をお譲りいただきました。唐獅子は中国を経て日本に伝わった伝説上の聖獣です。新年の獅子舞や祭りでも登場するように、繁栄と富の象徴として古くから親しまれてきました。口を開けた獅子は悪霊を追い払い、閉じた獅子は善霊を逃さないといわれる縁起物です。
こちらは何といっても、獅子の象徴である「たてがみ」が実に見事な一品です。柔らかく流れるように一筋一筋うねるように彫り込まれ、風や動きを感じさせる躍動感があります。渦を巻いた表現は、古来より「無限のエネルギー」や「神聖な力」を象徴しています。また獲物を掴むような爪の凄みは、彫刻としての奥行きを一層深めています。力強さを感じさせる一方、ユーモラスで愛着のある雰囲気は、日本の伝統彫刻ならではの良さといえるでしょう。
ストラップの元祖ともいわれる根付は、本来は実用的な道具として富裕な商人や武士の間で大流行していましたが、次第に精巧な彫刻が施された日本の伝統工芸品へと変化しました。その人気は日本国内にとどまらず、海外での評価も高く熱狂的な収集家が多く存在します。ご自宅に眠っている根付や古美術品がございましたら、ぜひ一度、古美術永澤にご相談ください。
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