
胡桃木彫根付 雲龍図
大変精緻な彫り込みが目を引く胡桃木彫根付「雲龍図」をお譲りいただきました。
本作は、自然の胡桃の形状を巧みに活かしながら、その限られた曲面の中に猛々しい龍の姿を凝縮させた木彫工芸品です。
龍の鱗の立体感や、雲間を潜り抜ける動的な構図の妙に、作家の確かな手腕がうかがえます。胡桃という硬質な素材に、これほどの細密な表現を施した集中力と熟練の技に驚かされます。
「手の内の芸術」として愛されてきた根付は、江戸時代の庶民の粋な装身具から始まり、やがて海外のコレクターを魅了する美術品へと発展しました。
特に胡桃根付は、使い込むほどに手の脂で深い艶が増し、琥珀のような美しい飴色へと変化していく「育てる楽しみ」があることも魅力の一つです。本作もまた、経年による重厚な風合いが龍の威厳をより一層引き立てています。
古美術永澤では、こうした作家の個性が光る価値ある根付を、丁寧に拝見しております。お手元のコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤へご相談ください。
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