
佐藤万里子 藍の器
ガラス工芸作家、佐藤万里子氏による「藍の器」をお譲りいただきました。
この作品は、深く静謐な藍色を基調とし、乳白色の模様が柔らかな曲線をなして器の内部を巡っています。まるで夜空に浮かぶ朧雲(おぼろぐも)や、水底に揺らめく光の筋を閉じ込めたかのような美しさが特徴です。
佐藤万里子氏は、東京藝術大学で鍛金を専攻し、カガミクリスタルの工場見学をきっかけにガラス工芸の道へ進みました。
タオルや手袋、Yシャツなど、身近にある”やわらかいもの”をガラスで表現するなど、ユニークな視点で新しい表現に挑戦し続ける、現代ガラス工芸作家です。枕をモチーフとした作品で、1996年日本ガラス工芸協会賞を獲得し、高い評価を得ました。
日本でのガラス工芸は、江戸時代に長崎で伝えられたビードロや、薩摩切子、江戸切子といった独自の発展を遂げてきました。
古美術永澤では、現代工芸から古美術に至るまで、ガラス工芸作品の査定・買取を承っております。ご自宅に眠る古美術品の買取をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。次の愛好家へと橋渡しするお手伝いをさせていただいております。
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